愛媛県の西条市にある、石鎚山温泉に行ってきました。
この温泉は、石鎚スキー場のロープウェー乗り場のふもとにある京屋旅館本店が運営する温泉で、スキー客の多い冬場に本格的な営業をしている様です。アクセス方法は、まず西条市を通っている12号線に乗って黒瀬ダム方向へ向かい、そのまま12号線に沿って車1台が通れるほどの狭い幅の道を15分ほど山奥に向かって進んでいった所にあります。ここ↑の左側にアーケードがあるんですが、石鎚山温泉を利用する客はそこの奥にある駐車場に駐車しないといけないようです。そして駐車場に車を停めると、目の前にこんな↓建物が。一見すると閉鎖しているのかと思うでしょうが、いいえ、ちゃんと営業しています。
実はここ↑は入口ではなく、その横にある土産物屋&食堂↓が入口で、そこにいる店主らしき人に入湯料を支払い、食堂から旅館&温泉のある建物に移動します。ちなみにこの日はお湯を沸かしていなかったそうで、店主らしき人に「湯を沸かすから食堂で待ってて。10分経ったら勝手に温泉に行って」と言われ入りました。日によってはお湯が張られていない日もあるかもしれません。訪問前に営業しているのかどうか確認して行くのがよさそうです。
お湯が沸くまで待っていた食堂↓
スキー場にある昔ながらの旅館の食堂のような雰囲気。こうゆう所で食べるカレーって何故か美味いんですよね。海の家で食べる焼きそば的な感じで。ちなみに訪問したのは2018年3月4日だったんですが、スノボやスキーを抱えた若人が何人かいました。さすが四国最高峰の石鎚山、温暖な四国でも、ここに来ればまだ滑れるんですね。
入湯客が他に居なかったので貸切状態で入れました。お湯は乳白色で基本スッとしているが少しぬるぬるしているかも。肌がしっとりすべすべになります。そして浴室の窓からは眼前に二ノ岳を望め、さらに眼下には加茂川の急流を眺められ、湯の温度も適温だったので景色を楽しみながらいつまでも入っていられそうでした。まあ、単管で組んだ櫓が目に入るのが残念でしたが、それも秘境の湯と思えば逆に風情を感じますね。お湯は、温泉の分類でいうところの②と③と④が混ざっているものだそうです。たしかに微かにですが④に起因する炭酸ガスの気泡が体に纏わりついていましたし、②の特徴のように肌がしっとり滑らかになりました。なかなかの美肌の湯でした。
泉質 | 二酸化炭素泉、ナトリウム塩化物泉、炭酸水素塩泉 |
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効能 | 高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病 |
風呂の種類 | 内風呂 |
備品の有無 | リンスインシャンプー、ボディーソープ |
営業時間・料金 | 要問合せ ごめん忘れた。大人500円位だった気がする。 |
この温泉は旅館が運営しているので、もちろん宿泊が出来ます。ちなみに今回訪問したところは京屋旅館本店なんですが、実はわざわざ「本店」と銘打ってるだけあって、黒瀬ダムの近くに「別館」があるんです。しかもこっちの方が建物も浴室もキレイで、多分、料理もご馳走が出てきそうな感じ。もちろん温泉は本店と同じ泉質・効能とのことです。どっちに行くかはあなた次第。どちらもそれぞれの風情があることでしょう。
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