愛媛の温泉

【愛媛県の温泉】湯之谷温泉 伊予の三古湯の一つ

愛媛県の西条市にある、湯之谷温泉に行ってきました。

湯之谷温泉は、道後温泉・鈍川温泉と並ぶ「伊予の三古湯」のうちの一つ。太古の昔、大国主命が少彦名命の命を蘇生させようと大分の別府からこの地へ地下から温泉を引いたのがはじまりとのこと。この後、歴代天皇がわざわざこの温泉を訪れ入湯したと伝えられており、西暦600年代半ばには斉明天皇が湯を石で囲い入湯されたらしい。なかなか歴史のある温泉ですなぁ。
場所はJRの石鎚山駅から11号線に出て、東にむかって数百メートル進むとこんな看板↓があります。ここを山側にむかって200メートルほど進むとあります。

数ヵ月前までは昔ながらの温泉旅館という外観だったんですが、最近になってリノベされたようで黒いシックな外観になっています。中は以前からリノベされていて、カフェスペース、レストラン、エステなどもあり、日によってはマルシェも開催しているそうで女子ウケ間違いなしな宿になっています。実際、訪問した時にも女子とチョイ女子なお姉さま?が大勢いました。部屋によっては露天風呂付きの個室もあるそうなので次回利用してみたいです。

左側にある赤い扉の奥に温泉があり、手前に行くとレストランがあります。温泉は8:30から営業していますが、レストランは11:00開店とのこと。薬膳カレーがおススメらしいです。

気になる温泉は、内湯が2種類、サウナ、水風呂という構成。内湯は温度の違う浴槽が2つあり、奥にある大きな浴槽がけっこう熱めの湯温で、手前の浴槽は人肌で長くゆったりと入っていられます。いずれも少量ですが湯の花が出ており、湯に浸かると微かに硫黄の香りを感じられました。お湯はほとんど透明ですが、湯の花の影響でか微かに濁り気味(と言ってもほとんど無色透明ですが)の時があります。基本さっぱりしているけど微かにぬるっとしてもいました。ちなみに浴室にはシャンプー等の備品は無いので、必要な方は持参する必要があります。

泉質は低張性弱アルカリ性冷鉱泉とのことなので、温泉の分類でいうところの②になります。なので効能は皮膚病や切り傷など肌に関する効能があるはずなんですが、筋肉痛や神経痛、慢性消化器病などに効能があるそうです。

湯之谷温泉は別府と中央構造線で繋がっているため、別府温泉の湯質と似ているとのこと。なかなかに良いお湯でした。


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