温泉

【高知県の温泉】ニューわかみや温泉 イリュージョンに惑わされる温泉

高知県の香美市にある、ニューわかみや温泉に行ってきました。

この温泉、高知市内から32号線に乗って大豊にむかって行きまして、途中で253号線に乗り換えて、車一台しか通れないほっそい道を延々と進みまして、以前行ったことあるにもかかわらず、そして一本道であるにもかかわらず、途中で「あれ?道、間違えてね?」と不安になりながらも道を進みまして、「あれ、どこに行ってるんだっけ?」と忘れかけたころにやっと到着するという場所にあります。こう言うとメッサ山奥にあるんじゃないかと思うでしょうが、いいえ、時間で言うと約10~15分位のところにあります。イリュージョンに惑わされて途中で不安になっても安心して行って下さい。

入口はこんな感じ↑になっています。
ここから敷地に入っていき、駐車場に車を停めて建物に行こうとすると目の前に看板犬たちが。鎖で繋がれているけど尻尾をフリフリこっちに近づいてきたんで、「わー、かわいいー、すっごいお利口さんだねー」と話しかけたら、何故かメッサ吠えられてアテクシ涙目に(´;ω;`)ウッ。何故に。ほんと何故に。。。

んで犬小屋の反対側に建物があるんですが、木々の緑色と建物の黄色とが何でかわからないけど迷彩になってて一瞬「?」な状態に。秋になると楓が黄色く色づいていっそう迷彩効果が発揮されるんだと思います。わざわざお金を払ってどこかの遊園地やイベントに行かなくても、タダでイリュージョン体験が出来ます。
そして玄関を入ると、中には食堂と受付らしきレジ台が。ご主人らしき好々爺に入湯料(たしか600円位だったような)を払うと、「お風呂はこの下やきね」と言われ、受付の横にある階段から地下におります。この階段なんですが、客層が高齢者が多いのか階段の手すりにご老人や車いすの方でも降りられるように座席リフトがついています。外見とは違い(失礼!)なかなかホスピタリティが高いです。

そして温泉へ。浴槽は内風呂、水風呂、サウナ、露天風呂があります。お湯は少しぬるっとしてるけど基本サラサラしたお湯。内風呂の温度はほんの少し熱めで、入っては出て入っては出てを繰り返すと酔い覚ましに丁度良さげな温度でした。ちなみにお湯は源泉かけ流しでシャワーのお湯も源泉かけ流しとのこと。

露天風呂。冬季は閉鎖しているらしいです。内風呂と違ってぬるかった。景色は絶景と言う訳じゃないけど、この日は風が微妙に強かったんで、風で揺れる山の木々が様々な音を奏でてて気持ちよかった。さらに新緑のモミジやカエデの葉々の隙間からさす木洩れ日が、まるで幻想のような光景をつくりだしてた。まさに風と光のイリュージョン。も少し湯温が高ければ最高だったのに。

泉質は単純温泉とのことですが、ペーハー値が8.9なので弱アルカリ性です。メタホウ酸もあるようなので切り傷など肌の回復に効能があるようですね。

温泉を出て1階に戻ると、ご主人が「まあ、お水でもどうぞ」と、そばに置いているタンクから土佐備長炭で濾過したという水を差し入れてくれました。スッとしているのにまろやかな口当たり。湯上がりの体に染み入りました。これが備長炭効果か。
色んな意味で面白い温泉です。ぜひ一度来訪してみて下さい。


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